ついに固定資産税の納付書が送られてきました。

固定資産税は1月1日現在の状態で課税されるので、昨年1月はまだ建築中だったため、昨年は建物の固定資産税は払っていません。

なので、一体いくらくらいの固定資産税が来るのかとドキドキしていたのです。

納付書に書かれている金額を見ると、だいたい予想通りでした。誤差数千円w

我家は、事務所も兼ねて建てているので、少々固定資産税の計算がややこしいのですが、その割には誤差が少なくほぼ想像通りの金額で、逆にびっくりでした。

 

どういう計算をしたから、この金額になると予想できたのかはメモが見つからなくて定かではないのですが・・・

 

もう一度計算しながら、この記事を書いています。

 

固定資産税は、土地と建物に分かれます。

土地の固定資産税

まずは、土地の固定資産税の概算を計算してみましょう。

最初に路線価を調べます。

我家の場合は160Dでした。これは1㎡あたり16万円ということだそうです。

ここから、概算できます。

土地の面積×16万円×50~90%×税率となります。

 

この50~90%というのが曖昧な部分ですね。まあ、間をとって70%くらいで計算しておけばいいでしょう。厳しくするなら90%で計算するかという感じです。

我家の場合は60%台前半だったかな。

 

税率は、固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%になります。

ただし、住宅用地の特例があって、筆が住むための建物が建っている場合は、200㎡までは固定資産税が1/6に軽減されます。都市計画税の方は1/3です。

我家のように事務所兼居宅などの場合は、居住部分が全体のどの位かで割合が変ってくるのですが、まあ半分以上が居宅なら丸々で計算できます。

なので、店舗兼居宅などを建てる場合は、居住スペースを半分以上にしておくことをおすすめします。

 

建物の固定資産税

次に建物の固定資産税の計算ですね。

 

これは 新築建物等課税標準価格認定基準表 なるものがありまして、それをベースに計算します。

地域によって違うようですから、「新築建物等課税標準価格認定基準表 」で検索してもらえば見つかると思います。

 

例えば、我家の場合は、木造で130㎡以下ですから、これは大阪法務局管内新築建物課税標準価格認定基準表でいうと、平成30年度は91,000円/㎡となります。

ちなみに昨年は85,000円だったような記憶があるのですが・・・(ーー;)

 

従って、91,000円×面積×税率でざっくりした金額が出てきます。

130㎡の固定資産税なら91,000×130×1.4%=154,700円となります。都市計画税は0.3%になります。

 

そして、2019年現在は新築住宅に適用される固定資産税の減額措置があります。これによって、120㎡までの部分の固定資産税が3年間半額になります。

我家は126㎡と少しオーバーしているので計算がややこしくなりますが・・・まあ概算するに当たってはその辺の微妙なところまで計算しても大差ないので・・・これは無視w

 

新築住宅の場合はこの程度の計算で概ね近い金額になります。翌年以降は、経年減価補正率表に基づき、ここから減額されていくわけです。

木造の場合、1年経過すると0.80、10年経つと0.50となるようです。27年を超えると0.20となりそこからは減額されません。(ーー;)

 

これらを元に再度計算してみると、概ね近い数字になりました。

結構な額ですね。。。

更新日:2019/04/03 3:14:45

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