トクラスのキッチンを見に、ショールームへ行きました。
キッチン設備を検討する際にトクラスは私の中では候補に挙がっていませんでした。というか、どんなメーカーがあるのかもよく分かっていなかったのですが…
トクラスは、工務店さんから紹介してもらってショールームを見に行ったのです。
何も知らずに行ったのですが、トクラス、いいですね。見てしまうとやられました!
トクラスといえば人造大理石
トクラスのキッチンといえば、人造大理石です。日本で初めてキッチンカウンターに人造大理石を採用したことで有名です。もう40年も前の話だそうです。
人造大理石のキッチンは私もあこがれています。トクラスのキッチンは、シンクまで人造大理石で丈夫でお手入れしやすいことも特徴です。
トクラスのDOLCE Xシリーズ
トクラスのドルチェ エックスは、私の憧れ、アイランドキッチンのシリーズです。とにかくおしゃれで、見せるためのキッチンという感じです。
ハイバックアイランドとラウンドタイプの2種類があります。
ハイバックアイランドの収納
ハイバックアイランドは、リビング側からは日本の美しい伝統的な屏風を思わせるような落ち着いた家具という雰囲気を出しながら、キッチン側は手元を隠したハイバックカウンターがあります。
シンク下のキャビネットは連動員引き出し付きで、引き出し上部の無駄になりがちなスペースもトレーのようなスペースによく使う調理器具などを収納できます。
調理台下の収納部分には食洗機の取り付けが可能で、その横には、細めの2段引き出しがあり、下の段には背の高い調味料など、上の段には、スプーン・フォークなどを収納できるようになっています。
カウンターのキッチン側には、ハンガーアイテムの取り付けも可能です。実は、トクラスにときめいたのは、このハンガーアイテムがあったことも大きな要因です。
ハンガーアイテムとは、ハイバックカウンターの上部にレールが付いていて、ここに引っ掛けるようにして使用するワイヤー仕様やプレート仕様の調味料スタンドやまな板立て、洗剤置き、タオル掛けなど多様に使えるアイテムのことです。レールを滑らせて移動させることもできるし、何よりハンガーアイテムに調味料など乗せて直置きしないので掃除も楽です。
そして、ダイニング側にも収納があり、こちらは開き戸タイプの収納で、棚板があります。雑誌などを入れるもよし、ダイニングテーブルで使用するものを入れるもよしと使う側の自由度がとても高い収納になっています。
トクラスのBbシリーズ
トクラスのBb(ビービー)シリーズは、シンクも買うたーもすべて人造大理石で、隙間や段差がない、なめらかなデザインで、お手入れもしやすく人気のシリーズです。トクラスでは標準クラスになるシリーズです。
トクラスの特徴である人造大理石のワークトップとシンクは、汚れが付きにくい、傷が付きにくい、衝撃に強い、熱に強いと、主婦にとっては良いこと尽くしです。
そして、もう一つのトクラスの特徴として、キッチンで選択できる色がとてもカラフルなことです。扉のカラーバリエーションは全31色、シンクは落ち着いたトーンが5色とライムグリーン、ピーチピンク、イエローという色鮮やかなカラーもあります。
この色鮮やかな3色、カタログで見たときは、まぶしい派手な色だなぁ…と、ちょっと引き気味でした。実際にショールームで見ると、さらにまぶしく感じたのですが、実際にキッチンに置くと、明るくなるだろうなというイメージでした。
実際に選ぶ方も多いそうです。色のイメージ的に、選ぶのは若い方が多いのかな?と感じました。一緒にショールームへ行った工務店の方の娘さんもトクラスのキッチンを購入して、ライムグリーンのシンクにされたそうです。
トクラスのBbシリーズの収納
他社にはないまぶしい色の話が長くなって、収納の話が後になってしまいましたが、ビービーの収納は、使いやすさを考えた収納になっています。
大きな鍋やフライパンは、コンロ下の収納に、使用頻度の高いカトラリー収納は出し入れしやすい高さになっています。
キャビネットの取っ手が横に長いワイドバー取っ手になっているので、少し離れた場所に立っていてもちょっと手を伸ばせばキャビネットを引き出すことができます。
シンク用キャビネット
シンク下のキャビネットはボウルやざる、ラップなどのよく使う調理器具を収納しやすくなっています。引き出し手前にチャイルドロック付きの包丁差し、その横にレードルやフライ返し菜箸、ラップなどのスタンド、2Lのペットボトルも立てて収納できる深さがあるので、色々な収納に利用できます。
足元の蹴込部部にも引き出しがあり、こちらもかさばる調理家電や重たいものなどが収納できます。カセットコンロやホットプレート、ガス缶や500mlのビールや缶詰なども収納可能です。
調理スペース用キャビネット
調理台下の収納は、シンク下のキャビネットより間口が狭くはなりますが、奥行き、深さは同じになるので、上段の引き出しには、背の高い調味料やパスタポット、下段の引き出しは、瓶や缶詰、乾物などの食品ストックの収納、背の低い調味料の収納として使用できます。
コンロ用キャビネット
コンロ周辺の収納ですが、まず、コンロの両脇に浅めの引き出しがあり、片方は箸や計量スプーン、缶切りなど、細かな調理器具やカトラリーの収納に、もう片方はペッパーやスパイスなど背の低い調味料の収納に使用できます。
コンロ下の引き出しは、上段にはコンロ側でよく使うフライパンや鍋などの調理器具の収納に、下段の引き出しは、使用頻度の低い土鍋や大鍋などの収納に使用できます。
また、引き出しの底板には、EBコート底板を採用しています。EBコート底板とは、電子線を照射することで、表面の趣旨層を硬化させるコーティング技術のことで、耐久性、耐摩耗性、耐汚染性に優れています。そのため、傷や汚れに強く、油汚れも、もらいサビも簡単に落とすことができます。
ハンギング方式はオプション
私がトクラスのキッチンで一番ときめいた、ハンガーアイテムが使えるハンギング方式は、ビービーではオプションになります。
ハンガーアイテムを利用することで、調味料などを直置きしないため調理台が広く使えるし、掃除も楽になります。コップや子供の水筒の水きりなどもできるアイテムもあるので、非常に便利です。
とはいえ、付けるとなると費用の掛かる話なので、予算との相談になりますよね。
トクラスのBerryシリーズ
トクラスのベリーは、トクラスのシステムキッチンの最高グレードになります。やっぱり、どこのメーカーも最高グレードのキッチンは、見た目もおしゃれですね。
ビービーはオーソドックスなスッキリとしたキッチンというイメージでしたが、ベリーは扉デザインもナチュラル、インダストリアル、フレンチ・シック、和モダンと、4種類のおしゃれなものがあり、カラーも114色から選べます。
ベリーで私が一番気に入ったのはシンクの広さです。横に広いシンクはよく見かけるのですが、トクラスのベリーは奥行きが広いのです。大き目のフライパンもコンロのグリルもすっぽり入って、これだけの広さがあれば洗うのも楽です。
ハイバックカウンターもシンクの奥につなぎ目がなくカウンターまでつながっているので、汚れがたまる隙間がなく掃除が簡単で清潔に使えます。これはシンクも調理台も人造大理石で、一つながりで作られているからです。
トクラスのBerryの収納
ベリーの収納は、収納しているものの取り出しやすさが追及されています。パッと見つかる、スッと取り出せるという適所収納が実現しています。
シンク下収納は、めいっぱい連動イン引き出しがあり、無駄になりがちな引き出し上部まで有効に収納できるようになっています。ボウルやバット、背の高いボトルなどをスッと手の届きやすい高さに収納し、まな板・包丁は扉裏からスッと取り出せるようになています。
調理台下には、めいっぱいワイド引き出しがあり、オタマやフライ返しなどを取り出しやすい上段に収納し、お醤油や油などは中段にたっぷり収納できます。
コンロ下には、フライパンも深いお鍋も重ねずに収納できます。オプションで、連動イン引き出しを付けることもでき、コンロ下の連動イン引き出しは、時間差連動するため、引き出しを開け始めたときは下段だけが開き、開き続けるとイン引き出しが連動して動くようになっています。
めいっぱいワイド引き出しにすることで、食洗機もたっぷり収納力もどちらも可能になります。
ハンギング方式が標準仕様
ビービーではオプションとなっていたハンギング方式が、ベリーでは標準仕様となっています。
ハンガーアイテムを利用することでお掃除も楽、調理もスムーズになります。
マルチスタンドは、コップの水きりやまな板立て、鍋蓋立てに利用できます。調味料などを置けるラックは、レシピ立てや洗剤置きにも利用できます。
これらの他にもハンガーアイテムがあり、3種類、全4個がハイバックカウンターに標準装備されています。これらのアイテムはレールを左右に移動させることもできます。
レールにぶら下げているため、調理スペースを奥まで無駄なく使用でき、ものを除けて掃除をすることもなくなるため、掃除も簡単で清潔にキッチンが使用できます。
トクラスのキッチン収納まとめ
トクラスのキッチン収納の目玉は何といってもハンガーアイテムが使用できることです。すべてに標準装備されているものではないのが残念ですが、オプションで付けることができるシリーズもあるので、是非利用してほしい収納です。
引き出しも奥まで引き出せるので、収納しているものの取り出しもしやすく、何が入っているのかも確認できるので、非常に使いやすいです。高グレードになると、連動イン引き出しが付いているので、さらに引き出しの空間を有効利用できるのも魅力です。