注文住宅で家を建てるとなると、とにかく決めなくてはならないことは沢山あります。
土地を探して、間取りを決めて、素材を決めて、設備を決めて・・・とにかく決断の連続ですから、次第に、どうでも良くなってきます。
特にこだわりのない部分は、適当に決めちゃってください・・・って気分になります。
そして、結構頭を納屋増さされるのが、色です。
家の中には色んな色がある
家を建てる時には、様々な箇所で色を決めなければなりません。
色というと、単純に赤色とか黒色とか、そんな感じですが、家の色というと、微妙な色使いのものも多いですし、模様まで入ってきますので、もはやわけがわからないです。
簡単なところでは、キッチンパネルの色を決める時、ショールームに行くと引き出し一つ分くらいの各色のパネルを見せられてどれにしますか?と簡単に訊かれますが、はっきり言って、全く想像がつきません。
とりあえず、これがいい!と思って決めても、実際にその色を使った展示を見てみると、ん???なんかイメージと違うかも・・・と簡単に覆ってしまいます。
しかも、床の色、壁の色、窓などなど、様々な色の中のトータルでイメージしようとしてもなかなかうまくは行きません。
次第に慣れてはきますが、その頃には発注が終わっているなんてことはありがちです。
工務店の人などもアドバイスはしてくれますが、それはあくまでも一般論に過ぎませんから、役に立つのか立たないのか微妙なところです。
そして、困るのは夫婦間で意見が分かれるときです。
こうなると、答えは建ってみないと分かりませんから、なかなか纏まりません。
そこで、おすすめの方法は、インターネットなどで、できるだけ沢山の画像を見てイメージを固めてしまいましょう。
いいのがあれば、コピーして保存していきます。
私は、Evernoteに貼り付けていました。
そして、その中で自分のイメージにぴったりのがあれば、それにあわせてしまうのが一番間違いないでしょう。
とにかく、このイメージ固めは早めに始めておいた方がいいです。
間取りを決める段階でほぼ決めてしまっておきましょう。バランスの問題も出てきますから、とにかく色は早い段階で決めてしまうことをおすすめしておきます。
大きなものから決めるのが基本
基本的には大きなものから決めていくのが基本だとは思います。
まずは、壁の色でしょうか。我家は、最初から白って決めていたので、もめることはありませんでしたが、ピンクがいいとかいう話が出てくると・・・ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
壁の色が決まると、次は、う~~~んと、窓枠かな。
窓枠も、いくつか色があって、メーカーやブランド毎に選べる選べないがありますし、選択肢もさほど多くはありませんが、それでも、結構悩んだ記憶があります。
最終的には、部屋が明るくなるよ!というアドバイスを受けて白の窓枠を選択しました。無難なのは、シルバーとかグレーっぽい色ですよね。我家の場合は、木が露出している部分が多いので木の色っぽい色と白のどちらにするかを迷っていました。結果としては、白にして正解だったかな。別の色にしていても大差がは無かったのかもしれませんが・・・
この辺は分からないですねぇ。
窓枠と、同様に大事なのは、そうそう、建具の色ですね。
我家も、前に住んでいたマンションがダークな感じだったので、そんな感じのちょっとダークな色で落ち着いた感じにするつもりでしたが、とあるモデルルームに行ったときに、明るい木の色の建具を見て一目惚れして、その色にしました。
建具を明るい色にしたので、じゃあ窓枠も明るい方がいいよねということで白にしたんです。
キッチン・バス・洗面所の色決め
最後に大きな所では、キッチン・バス・洗面所の設備機器の色決めですね。たぶん、だいたい同じような感じで選ぶのが無難だとは思いますが、お風呂の壁なんかはなかなか難しい所ですね。
ちょっと暗めの色は格好いいのですが、飽きそうな気もするしなぁ・・・我家は、娘が暗い色の風呂は怖いというよく分からない理由で、明るめの茶色にしました。
明るめの色にしたせいかもしれませんが、基本的には4面ある壁の内の1面だけですから、もはや色が変っているかなんて、気づきません。まあ、無難な色を選ぶとこんなもんです。
あ~そうそう、我家は、無垢の床板だったので、色決めはなかったのですが、フローリングの色は、結構悩むのかもしれませんね。
おすすめは、やっぱり、いろんなモデルルームで確認してきた方がいいです。建具単体で色を見たって、実際に壁の色と組み合わさったら印象が結構変るんですよ。
だから、センスをないことを自覚しているのなら、気に入ったモデルルームを参考に色決めされることをおすすめします。
私もそんな感じで選んだおかげか、色で失敗したなぁっていうのはなかったです。案外、どうでもいいのかもしれませんが・・・