システムキッチンをタカラスタンダードにするとなると次に考えないといけないのが、食洗機をどれにするかです。

ショールームに行き、色々と比較検討しました。とはいえ、実は、決め手は一つだったので、簡単に決まりましたけどね。

決め手?、ずばり容量です!

なので、60cm幅以外の選択肢はありませんでした。システムキッチンに入る食洗機は、卓上タイプより容量が少ないんです。

卓上タイプでも容量不足だった我家の場合、45cm幅の食洗機では全く役不足です。ですから、60cm幅に決めていました。可能ならば、更に大きいミーレの食洗機を入れたいくらいでしたから。

リンナイの幅45㎝タイプ食洗機は多機能

リンナイの食洗機を初めて見たときの感想は機能が多いなぁということです。

ザッと挙げると、折りたたみサークルラック、プラズマクラスター、銀イオンカートリッジ、重曹洗浄、タワーウォッシュ、上部操作方式、クイックスタート、庫内洗浄コース、からっとキープ、ソフト排気、運転校庭ランプ、ワンタッチドアなどなど。

細かい機能も列挙しているのでしょうが、アピールポイントが多いということですね。

リンナイの幅45㎝タイプ食洗機の主な特徴

それぞれの機能を簡単に説明しつつ、実際に使った感想などを書いていきます。

実際に使った感想といっていますが、スマイルママが使用しているのは幅60㎝タイプで、45㎝のものほど機能はないので、ショップで説明を聞いた感想なども交えつつ紹介します。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<折りたたみサークルラック>

リンナイの食洗機には、後で紹介するタワーウォッシュという特徴のある洗浄機能が付いているのですが、これがくるくる回りながら水を放出するため、上部にコップを並べると橋の方が洗浄されにくいということがあったそうです。

この問題を解決するために考えられたのが、サークルラックです。上部のコップなどを並べるラックが弧を描いていて、円状に放出される水が端まで行き届くようになっています。サークルラックは幅45㎝では全機種にある機能です。

このサークルラックがさらに折りたたみ式になった機種が1機種登場しています。ラックを置くたためるので、下に食器を並べるのも非常に楽になります。この機能は特許を取得している機能で他社では見られない特徴です。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<プラズマクラスター>

食洗機を使用していると、中がカビ臭くなることもあるようですが、このプラズマクラスターにより、外気から取り込まれる空気を浄化し、浮遊カビ菌や付着した臭いを制御することができます。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<銀イオンカートリッジ>

この機能は、使っても使わなくてもいいという使用者の判断で使える機能です。対応していない機種もありますので、確認が必要ですが。

銀イオンカートリッジをセットしておくことで、すすぎのときに高温水に銀イオンが溶けだして、食器や水槽内全体に抗菌コートを生成します。その結果、いつも清潔に保てるというわけです。

この機能が使える機種でも使うか使わないかは自由に選べます。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<重曹洗浄>

重曹洗浄とは、家庭でもよく掃除などに使用される重曹で食器を洗うことができるという機能です。

これ、実はスマイルママがとても気になった機能です。重曹が汚れを中和して分解することで、汚れが落ちるというのですから、洗剤を使うよりエコだと思いませんか?それに体への影響も洗剤よりよさそうな気がします。

残念なことにスマイルママが設置を決めた幅60㎝タイプには、この機能は無かったのですよね…いろいろと思うようには行きませんね。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<タワーウォッシュ>

私が今一番気に入っている機能がこれです。タワーウォッシュは、水圧でノズルが伸びるようになっていて、伸びた上部から水がシャワーのように噴出しながら回転するので、すみずみまで水が行き届き、洗いもすすぎもむらなくできるというものです。

このタワーウォッシュの下には、上に水を出しながら回る大きなプロペラ状のものもあり、上部と下部で回りながらシャワーで洗浄するためすみずみまで洗えるようになっています。

前に使用していた食洗機では、上部が洗われにくいと不満があったので、この機能によりその不満が解消されました。

気を付けていただきたいのは、普段は、ノズルが中に収納されているので、食器を並べた際に、その上部までかぶさるように並べていると、ノズルが押し上げられずに、洗い残しの原因になってしまいます。

また、下にもお箸やお玉などがラックから落ちていたりすると、プロペラが回らないから洗い残しが発生するということもあります。

実際にスマイルママも、かぶせる気はなかったのですが、タワーの横にある箸など立てるラックにお味噌をこす網を立てていたのが、何かの拍子にタワーの方に倒れかけるようになって上にかぶさってしまい、きれいに洗いあがっていなかったということがありました。そのつもりはなくてもこんなことも起こるので、気を付けてください。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<上部操作方式>

これも他社には見られない機能で、スマイルママのお気に入りです。

リンナイのカタログなどでは、オールトップコントロールと呼ばれていますが、引き出しの上部に操作ボタンがあるため、操作する際にいちいちかがまなくてよいのが特徴です。

引き出しの前に操作ボタンがあると、かがまないと見えないので、上部にスイッチがあるのはとっても便利ですよ。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<クイックスタート>

食洗機の洗浄コースは、一度設定するとそのコースを次回も使うということが多いので、前回の運転コースをそのまま表示してスタートボタンを押すだけというクイックスタートは、忙しい主婦には欲しい機能の一つです。

スタートボタンを押して、ドアを閉めると運転を開始します。この操作が簡単でいいですね。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<庫内洗浄コース>

食洗機を使っていると庫内の壁に白い粉のようなものが付着することがあります。はじめ、洗剤の溶け残りかな?と気にしていたのですが、実はこれは水道水に含まれるカルキ成分なのだそうです。

クエン酸や食酢などを入れて、庫内洗浄コースを運転することで、このカルキ成分をきれいに取り除いてくれます。定期的にこれをすることで、庫内がいつも清潔に保てるという機能です。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<からっとキープ>

ヒーター加熱により乾燥させるのですが、そのあとに、乾燥ファンのみで運転し、余熱で乾燥させることで食器のすみずみまでからっと感をキープします。

庫内がきれいに乾燥するので、水滴が残らず、水槽のニオイの発生などを抑えることもできます。

今、スマイルママのキッチンでは、この機能を選択していないため、食器の並べ方によって、マグカップを伏せて洗った後の底の部分に少量の水が残ってしまうことがあります。並べ方の問題かもしれませんが、ちゃんとこの機能を使わないとだめですね。

ただ、いつまでも運転している音がするのではないか?電気代が余分にかかるのではないか?と気になってまだ使っていません。使う機会があれば感想を書きますね!

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<ソフト排気>

これは三菱電機の食洗機のところでも書きましたが、ビルトイン食洗機には絶対に欲しい機能だったので、あってホッとしました。

乾燥させるときの排気温度を約40℃まで下げて排出します。小さい子供さんがいても安心ですし、キッチンが異様に蒸し暑いというようなことも避けられます。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<運転工程ランプ>

洗浄、すすぎ、加熱すすぎ、乾燥など、今どの工程なのかが一目瞭然にわかるようにLEDランプでお知らせしてくれます。

洗う食器が残っていたというようなときも、この表示を見れば、入れても間に合うかどうか判断できますし、もうすぐ終わるかな?という終了時間の目安にもなります。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機<ワンタッチドア>

ドアにはレバーなどはなく、まさに引き出しのように手を引っ掛ける部分があり、そこをグッと握るとドアを開けることができます。

タカラスタンダードのリンナイ食洗機/幅45㎝のまとめ

リンナイの食洗機のうち、幅が45㎝のタイプは、本当に細かい機能がたくさんあります。かといって、毎回その細かい機能を設定しなければいけないかというと、そういうことはなく、操作しなくても標準装備という機能も多いです。

どこのメーカーも同じですが、たくさんの機能を搭載している機種になるほど値段が高くなっていきます。どのあたりで折り合いをつけるかも大事です。

リンナイを検討していて気づいたのですが、タカラスタンダードのカタログに載っている機種は、常に最新の機種というわけでもなさそうなので、メーカーサイトもチェックしつつ、どこまで対応しているかも確認した方がいいです。

それと、いまさらながらですが、キッチンの広さによっても、どの食洗機を入れることができるかが変わってくるので、これも要確認です。

リンナイには、奥行きが60㎝というタイプもあるので、他のメーカーより選択肢は広いです。

 

なお、タカラスタンダードのシステムキッチンのリンナイ以外の食洗機は下記を参照してくださいね。

更新日:2018/12/12 0:35:29

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