新築の注文住宅を設計中に、当然ですが色んな設備も自分で決めていかなければいけません。それなのに、色んなものにあまりこだわりのないスマイルママは、ほとんどをスマイルパパにまかせっきりの日々でした。

とはいえ、さすがにキッチン周りはスマイルママが登場しないといけないわけで、システムキッチンを色々と見て回りました。

タカラスタンダードのシステムキッチンはホーローの魅力にとりつかれます

高品位ホーローで有名です。システムキッチンの収納の扉はもちろん、引き出しの中もキッチンパネルもホーローです。

ホーローは鉄ですから、傷が付きにくく、何よりマグネットが使えるからマグネット収納も自由に使えます

ホーローは、傷が付きにくい上汚れも付きにくいので、本当に掃除が楽です。

たいていの油汚れも濡れ布巾でサッと拭くだけで落ちます。調味料をこぼしたときも、こぼれてこびりついたように見える調味料を見たときも、サッとひと拭きできれいになります。

ホーローパネルは、キッチンだけではなく、浴室の壁にも使われていて、これまた汚れがこびりついても、ステンレスたわしでゴシゴシこすり落としても傷ひとつつかないところがすごいです。

トイレにも付けられるので、男子の多いご家庭なら尿に飛び散りもサッとひと拭きで、シミも臭いも残りませんよ。

タカラスタンダードのシステムキッチンなら小物も簡単収納

タカラスタンダードのシステムキッチンはどこもかしこもと言っていいほどホーローを使用しています。

そのため、マグネット収納も豊富で、大容量の引き出し収納の中もマグネットの仕切りを付けたり、マグネット収納を付けたりすることで、ばらばらになりがちなキッチン小物も簡単に、取り出しやすい収納ができるようになります。

ハイパーガラスコートガスコンロは掃除が簡単

ハイパーガラスコートガスコンロは、金属のベースにガラス質を密着させているそうです。

ガラストップって、ものを落としたりしたら割れるというイメージだったのですが、その強さは尋常じゃなかったです。

ショールームでは、陸上の砲丸か?というような鉄球を1メートルくらいの高さから落としても、ひび割れもなく元通りという感じでした。

油汚れも調理してすぐなら濡れ布巾でサッと拭くだけできれいになります。多少時間が経っていても、重曹クリーナーみたいなものを布に含ませて拭きとればきれいになります。

ハイグレードモデルになるとフレームレスになるので、見た目もすっきり掃除も楽ちんです。

グリルも両面焼きが基本で、ホーロートッププレートのガスコンロになると片面焼きグリルになります。

でも、実物を見たらやっぱりハイパーガラストップコートを選んでしまうような気がします・・・見に行ったら欲しくなること間違いありませんw

タカラスタンダードのシステムキッチンの最高クラスはレミュー

タカラスタンダードのシステムキッチンにはグレードがいくつかあります。その中でも最高クラスに該当するのがレミューです。

最高クラスですから、当然価格もそれなりに高くなります。高いには高いなりの理由があります。これ欲しかったと思う機能が満載なのですよね~

レミューのキッチンが選ばれる理由は、たくさんあります。

レミューのワークトップはとにかくおしゃれ

ワークトップはオプションで天然水晶の風合いを再現したクォーツストーンワークトップや、天然大理石の質感を再現したアクリル人造大理石ワークトップを選ぶことができます。これらのワークトップはレミューでのみ選択可能になっています。

自由にアレンジできるレミューの収納

また、収納もシンクキャビネット、調理台キャビネット、コンロ用キャビネットとエリア別に、足元スライドタイプ、スライドタイプ、扉タイプと、自由に組み合わせて、自分だけの使いやすい収納しやすいキッチンを作ることができます。

タカラスタンダードのシステムキッチンの収納詳細はこちら

まさに家事がらくになる家事らくシンクも選択できる

キッチンの決め手となる2大要素の1つ、シンク。レミューでは、家事らくシンクが選べます。これは、ショールームで見てしまうと欲しくて欲しくてたまらなくなる機能満載です。

家事らくシンクは、レミューの他、エマージュ・リテラでも選択できるオプションです。

シンクが3段構造になっていて、一番上の溝にまな板を乗せるとワークトップと同じ高さになるようになっており、食材を切る作業や、ワークトップの延長台としても使えます。シンクの上にまな板を置くので、ワークトップは調理オンリーで広く使えるのも主婦にはうれしいポイントです。

そして、切った後に出る野菜の切れ端などは、まな板の上を滑らせるようにしてそのままシンク奥の位置にあるごみ箱にポイッと捨てられます。

野菜を洗うのも、下の段に水切り穴の付いたトレーを置いて、そこで洗ってそのまま水切りOK!ゆでたパスタのお湯を切るのもここでできます。

真ん中の段も水切りトレーや普通のトレーを置いて、水切りや調理の補助スペースとして利用できます。

レミューはワークトップの高さも小刻みに対応

ワークトップの高さは、主婦にとって非常に大事です。レミューでは、82㎝・85㎝・88㎝・90㎝の4段階の高さが選べます。

この88㎝という高さは、レミューだけしか対応していない高さです。

レミューの家事らくシンクは排水口も清潔に保てます

排水口もよく考えられていて、つなぎ目や隙間がないから汚れがたまりにくく掃除も楽ちんです。

水の流れもよく考えられていて、業界最大級の傾斜角度で水が流れる設計になっているので、食べ物や野菜くずが残りにくくなっています。

一番選ばれるエマージュ、リテラ

タカラスタンダードのシステムキッチンのシリーズ、エマージュとリテラは、機能と価格のバランスが取れたミドルクラスで、一番選びやすいポジションにあるシステムキッチンです。我家もエマージュです。

エマージュとリテラは、機能や選べるオプションはすべて同じで、違うのは、デザインです。

エマージュは、表面に凹凸のないスッキリしたスタイリッシュなデザインとカラーが特徴で、リテラは扉などに少し丸みを帯びたデザインで、カラーもパステルっぽい明るいものが主となっているのが特徴です。

エマージュはともかく、リテラのデザインは、いかにもタカラスタンダードって感じで、やや昭和の臭いがしなくもない気が・・・いえ、個人的な感想です。

家事らくシンクに対応

エマージュとリテラでは、シンクはオプションで家事らくシンクを選べます。レミューのところでも書きましたが、見ると欲しくなる機能がたくさんあります。当然ですが、価格が上がる話なので、予算と相談しながら検討することになるでしょう。

我が家はエマージュの家事らくシンクにしました。なかなか便利に使わせてもらっています。

ワークトップの高さは、82㎝・85㎝・90㎝の3種類から選べます。レミューは88㎝にも対応しているのですが、エマージュとリテラは3種類だけとなります。

エマージュ・リテラの大容量な収納

収納の容量的には、レミューと同じです。

ただレミューは、ホーローインナーケースやホーローインナースライド、うちにもホーロートレーといった、各引き出しに生まれる引き出し上部の空間が空きスペースとなる部分も収納に変えてしまうオプションがあるので、より便利と感じます。

これらのオプションがなくとも、引き出しの中までホーローのタカラのシステムキッチンですから、マグネット収納を活用して自分流の収納が実現できます。

タカラスタンダードのシステムキッチンの収納詳細はこちらで紹介しています。

システムキッチンその物ではありませんが、キッチンの前に、調味料などが置けるちょっとした収納スペースとしてマルチ収納対面プランというものもあります。

このスペースもホーローなので、濡れたものでもそのまま置けたりと、意外に良さそうなのです。

結局、我家の場合は、上記記事に書いたように、大工さんに造作して貰い、内側にはタカラスタンダードのホーローパネルを貼ってもらうことで実現しました。

造作なので、自由自在な大きさで作れますし、ホーローパネルもタカラスタンダードにお願いすると貼ってもらえます。

あまりコストのことは考えなかったのですが、大工さんの工賃や材料費はついでにやってもらえる程度の価格ですから、案外安く仕上げることができるのではないかと思います。

この辺の価格は、どんぶり勘定の中に消えてしまう程度でしょうw

ただし、本物のタカラスタンダードのマルチ収納対面プランの場合は、キッチンの背面に収納が付きます。

収納だけならたぶん安価に造作して貰えると思いますが、扉をつけるような収納にすると、恐らく価格が上がってしまうと思いますので、ご注意ください。

扉の類いって高いんですよ。

ちなみに我家のキッチン背面はカウンターになっているので収納などはございません。

タカラスタンダードのシステムキッチンの食洗機はシンク下にも設置可能

タカラスタンダードのシステムキッチンの食洗機はシンク下にも設置可能です。

通常はシンク横の収納スペースに食洗機が入っていますが、タカラスタンダードの場合は、シンク下のスペースに設置することができるのです。

シンク下にあるので、シンクから汚れた食器を食洗機に並べる際に、水がポタポタと床に落ちることはありません

一方で、食洗機の位置がやや下目になりますから、腰をかがめないと、出し入れできないという欠点もあります。これは背の高い方には少し辛いポイントになるかもしれませんね。ちなみに、スマイルママは身長が170㎝近くあるのですが、食器を並べることに腰の辛さは感じていません。スマイルパパから変わり者とよく言われるので、参考になるかどうかは分かりませんが(;´∀`)

タカラスタンダードの食洗機は深さたっぷりで幅が選べる

タカラスタンダードのシステムキッチンの食洗機は、幅が45㎝タイプと60㎝タイプがあります。また食洗機のメーカーも、45㎝タイプでは三菱電機とリンナイが、60㎝タイプではリンナイとパナソニックがあります。

それぞれの食洗機の特徴などは、下記の記事で詳しく書いています。

我が家では、幅60㎝タイプのリンナイの食洗機を選びました。

理由は、パナソニックより食器がたくさん入りそうだったからです。とにかく洗わなければいけない食器の数が多いので、大容量の食洗機を付けることをはじめから決めていたので、迷わず幅は60㎝にしましたし、容量の大きなものを選択しました。

タカラスタンダードは値引きが少ない

タカラスタンダードの場合、他社と異なり値引きがあまりありません。ですから、各シリーズの価格差は、買値でもほぼそのままです。

値引きがあまりないのですが、全くないわけではありませんよ。まあ、それなりの値引きがあるので、その点はご心配なくw

ただし、他社のように5割、6割当たり前・・・って感じではないということです。値引きが小さいので、取り扱いの代理店の力関係にかかわらず似たような価格で購入できるということです。他社の場合は、どうしても代理店の力の有無で値引きが変ってきちゃうようですよ。

 

と、最後に話がそれましたが、タカラスタンダードのシステムキッチンのお話でした。

まとめますと、タカラスタンダードのシステムキッチンはホーローなので、とっても丈夫で傷にも強いのが最大の特長です。

デザイン的には微妙な所もありますが、年々良くなってきています。安いタイプはまだまだな感じが・・・長く使うことを考えれば、一度ショールームに行って見てみることをおすすめします。

我家のように、買ってしまいかねませんが・・・安くあげることを考えるのならリクシルだけを見に行った方がいい無難です。

更新日:2018/11/09 2:20:44

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