タカラスタンダードの食洗機のうち、三菱電機の食洗機は4種類あります。サイズはいずれも45㎝です。

4種類の食洗機はどれも食器収納容量は約40点と、差がなく、違いは、どこまで機能を搭載しているかという点になります。

もちろん、機能が多いほど値段も高くなるということです。

タカラスタンダードの食洗機 三菱電機シリーズの主な機能

三菱電機の食洗機の主な機能・特徴としては、取っ手もラクドア、おまかせエコ、シャワーミスト、ターボ噴射、静音設計、気配り設計などがあります。

タカラスタンダードの三菱電機食洗機<取っ手もラクドア>

これは、取っ手を握ると本体内部の装置がドアを押し出す仕組みで、その後、自分の手でスッと開けることができるため、腕に負担がかかりません

取っ手を握るとドアが開くなんて必要ない!と、思う方は多いかもしれません。私もそうでしたから。でも実際にビルトインの食洗機を使いだして気づいたのですが、食洗機の運転が終わり、しばらく経ってからドアを開こうとすると、ものすごく重いのです。温まった中の空気が冷めるからでしょうか?一種の真空に近い感じだからかな??と素人ながらに思うのですが、とにかく小学生の息子が開けられないくらいです。

だから、この取っ手もラクドアってよく考えられている機能だなぁと思いました。

タカラスタンダードの三菱電機食洗機<おまかせエコ>

これは最近の食洗機には絶対必要な機能です。3つのセンサーで汚れ具合や食器量を見分けて時間や水量を調節してくれます。

よくある食洗機は、自分でコースを設定して、短時間で終わらせたり食器が少ないコースを選んだりすることが多いです。食洗機を選ぶ大きなポイントとしては、節水の効果が大きいかどうかというものが挙げられます。

この食洗機の3つのセンサーは、見える汚れを見分ける光学センサーと見えない汚れを見分ける電極センサー、洗浄水の温度で食器量を見分ける温度センサーです。これらが相互に働きあってエコモードで洗浄するかどうか判定します。

タカラスタンダードの三菱電機食洗機<ミストシャワー>

この機能も最近の食洗機では必需品となっています。

三菱電機の食洗機のミストシャワーは、大量のミストが発生し、ミストが汚れの奥まで入り込み汚れを柔らかくします。その後、高温洗浄水を間欠噴射することで汚れをふやかし、ミストと間欠噴射の効果で汚れが浮いてきます

ここで洗浄がスタートし、浮いてきた汚れをはがします。

子供が大きくなってくると、部活だ塾だと用事が増え、食事の時間がバラバラになってきます。そのようなときでも、つけ置き洗いと同様の効果を狙ったミストシャワーがあれば、まとめ洗いが可能になります。

タカラスタンダードの三菱電機食洗機<ターボ噴射>

ターボ噴射は、高効率のDCブラシレスモーターにより、洗浄ポンプの回転数を周期的に制御し、噴射角度や方向が変化する仕組みです。

何のことが分かりにくいですが、要は、スポット噴射により上かごを中心に水を噴射しながら洗浄ポンプが回転し、ワイド噴射により下かごを中心に水を噴射しながら洗浄ポンプが回転するという仕組みです。

よく下の段はきれいになっているのに、上の段は汚れが残っているという話を食洗機の使用者から聞くのですが、こういったことを防ぐための機能です。

タカラスタンダードの三菱電機食洗機<静音設計>

三菱電機の食洗機は、業界最小の静音設計、静音34.5dB(EW-45L1SMのみ。他のシリーズは役36dB)です。これは、図書館が40dBと言われる中で考えると、かなり静かです。

その仕組みは、騒音の原因となる冷却ファンのないDCブラシレスモーターで運転音を抑えているからです。さらに、排気口からの音漏れを軽減させるサイレンサーダクトを庫内に追加。このサイレンサーダクトを洗浄水に水没させることで音漏れを抑えることができます。

サイレンサーダクトを水没させると音が漏れないというのは、プールに潜ると外の音が聞こえにくいという原理を利用しています。

タカラスタンダードの三菱電機食洗機<気配り設計>

三菱電機の食洗機には、使用する人のことを考えた設計が盛り込まれています。

まずは、カラーナビ食器かごの紹介。食洗機の何が悩ましいかというと、食器をどこに並べればきれいに洗えるかということです。使っていくうちに容量を得てくるのですが、最初は悩みます。

そんな悩みを解消してくれるのがカラーナビ食器かごです。使用頻度の高い茶碗や汁椀、小皿や中鉢などのセット位置を色付けして分かりやすくしてくれています。一目見ればどこに何を並べればいいかがわかるようになっています。

そして、シリーズによっては、上かごが分割するので、下に収納した食器が取り出しやすくなっています。

そして、次に乾燥専用ヒーターを搭載さいていることです。

これは、乾燥専用ヒーターを庫内の背面に設置することで、庫内の外にヒーターがあるため、乾燥時の小物類の焦げやこびりついた食品のカスのニオイの心配がなくなります

よくあるタイプではヒーターが底面にあって、カスがこびりついて異臭がすることもあります。その点、庫外にヒーターを設置することで送風ファンにより約80℃の温風を送るため清潔に乾燥されます。イメージとしてはドライヤーで乾かすような感じです。

そして気配りとしては大切なソフト排気。小さな子供が居ても安心して使えるように、約50℃まで下げて排気しています。

三菱電機のビルトイン食洗機まとめ

タカラスタンダードの食洗機の三菱電機シリーズについては、標準サイズの幅45㎝を検討している方には非常に良いと思います。

汚れ具合の自動判定したり噴射角度や方向が変わる洗い方など、細かいところまで考えられた機能がたくさんあり、何より動作音が静かなところがおすすめポイントです。赤ちゃんが寝ている間に食器を片付けることもできそうですね。

なお、タカラスタンダードのシステムキッチンの三菱電機以外の食洗機は下記を参照してくださいね。

更新日:2018/12/12 0:35:47

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