シミに効果大の美白化粧品選び
女性はいくつになっても、年齢に負けない美貌を維持していたいと願うものです。
そのためにも毎日朝晩と、スキンケアに力を入れている女性も少なくありませんが、加齢とともにお顔には様々な年齢の兆しが現れ始めてしまうのも事実です。
見た目年齢を若返らせるためにも、トラブルのない美肌を維持しておくことは大切で、男性の中には、美人の条件は目鼻立ち云々よりも肌が綺麗であることを挙げる方も多いので、年齢にあった、肌悩みにあったスキンケア化粧品選びは重要です。
さて、女性の肌悩みの中でも上位に挙げられることの多いシミ、このトラブルは比較的年齢に関係なく現れてしまうことも多いですが、どうしても肌が汚く、老けた印象を与えてしまうものなので、何とかして改善したいと、美白化粧品を手当たり次第に試している方も少なくありません。
しかし、なかなか満足のいく効果が得られないと悩んでいる方も多く、また美白化粧品の中には、強力な成分が配合されているものもあり、肌質によってはさらなるトラブルを起こしてしまうこともあり注意が必要です。
美白化粧品を使う場合には、まず自分のシミがどのようなタイプのものであるかを分析してからでないと、全く意味のないものを使ってしまっている場合も多いので、ぜひ美容皮膚科などクリニックで扱っている化粧品を使ってみましょう。
ドクターズコスメは、化粧品でありながらもしっかりと結果の出せる仕組みで作られており、どんなシミにも効果大です。レチノイン酸やハイドロキノンなど、肌を再生させる成分や強力な美白成分がしっかりと配合されており、指示通りに使うことで、さらに効果が高められるようになっています。
このようなドクターズコスメは、エステサロンでも一部取り扱われていますが、百貨店やドラッグストアなどでは販売されていません。
それはやはり前述したように、使い方にも注意点があり、間違った方法で使ってしまうと、効果が現れないだけではなく、リアクションも強く現れてしまうなど、リスクも高いからです。
医師が監修している美白化粧品は、使い方の指導を受けたうえで正しく使ってこそ、簡単に手に入る化粧品では得られないほどの効果が出せるので、本気で雪のような白い素肌を手に入れたいなら、ぜひトライしてみましょう。
紫外線によってできてしまったシミも、加齢に伴うシミも、生まれながらのそばかすも、肌にできている色ムラをすべて綺麗になくしてくれます。
美白化粧品はどう選ばば良い?
化粧品メーカーからは毎年のように美白効果が期待できそうな化粧品が販売されていますが、実際美白成分が入っていないものもあるため、美白を目的とした化粧品を選ぶ際には注意しなければいけません。
美白に有効な成分が含まれた化粧品を選ぶ際にポイントとなるのが、医薬部外品かどうかということです。
医薬部外品とは、厚生労働省が認可した有効成分が含まれている製品で、医薬品と化粧品の中間に定義づけられています。
つまり、医薬部外品の美白化粧品を選べば、公的に有効と認められている美白成分が含まれているため、日焼けによるシミやソバカスを防ぐ効果が期待できます。
ただ、医薬部外品がどうかは、美白化粧品を選ぶ際の目安にはなりますが、医薬部外品がそれ以外の製品よりも優れているかどうかは判断できません。
そして、美白成分は肌との相性もあるため、すべての人に同じ成分が同じように働くというわけではありません。
そのため、自分に合った美白化粧品を選ぶ目を持つことも大切です。
医薬部外品の化粧品に含まれている美白成分には以下のようなものがあります。
ビタミンC誘導体は、肌に吸収されやすいようにビタミンCを安定型に変えたもので、抗酸化作用とシミの元となるチロシナーゼの抑制作用があります。
シミだけではなく、ニキビや毛穴の開きなどにも効果があるため、広く使われています。
アルブチンとエラグ酸は、メラニン色素に働きかけるチロシナーゼの働きを阻害する作用があり、アルブチンはコケモモから、エラグ酸はいちごから抽出されます。
カモミラETは、ハーブティーでもお馴染みのカモミールに含まれる成分で、メラニン色素を作る指令を出すエンドセリンという情報伝達物質の作用を妨げる働きがあります。
プラセンタエキスは、豚や馬などの胎盤から抽出した成分で、チロシナーゼの抑制効果があります。
コウジ酸は、米麹から発見された成分で、みそやしょうゆ、酒などを扱う職人の手が「白くてきれい」ということから研究が始まりました。
シミの根源であるメラノサイトに直接働きかける作用があります。
また、医薬部外品ではないものの、美白効果があるとして美容皮膚科でよく使われているのが、ハイドロキノンです。
欧米では一般的によく使われている成分ですが、日本では歴史の浅い成分です。
大変美白効果の高い成分ですが、5%以上配合されているものは、副作用が報告されているため、1~3%配合されている化粧品を使うようにしましょう。
美白化粧品は、シミができてしまってからでは遅いため、1年を通して使うことで、新しいシミが作られない働きも期待できます。
美白化粧品は成分を確認して選びましょう
学生の頃や二十代前半の女性なら、まだまだ若さがありますので、お肌のシミや黒ずみなどとは無縁の生活を送っている方ばかりですが、三十代を越えると老化は徐々に進んでいきます。
白髪が増えてきたり、お肌のくすみやシミ、ニキビなど、肌荒れに悩まされる方も多いです。
常日頃から化粧品や乳液を使っていても、劣化していくお肌を毎日見るのは苦しいと鏡を見ない女性もいます。
そんな方が普段から使っている美白化粧品ですが、使われている成分は商品によって色々あります。
お値段や種類にもよりますが、どんな美白成分が入っているか知らないまま使っている方は大勢います。
しかし、知らないまま間違った商品を使い続けたり、注意点をよく考えずに使用し続けていると、肌荒れが更にひどくなる原因となりますので、成分をしっかりと理解した上で使用するようにしましょう。
まず、シミができるメカニズムとして、シミの正体はメラミンといわれる色素になります。
色素は肌を守るために必要不可欠なものですが、紫外線や熱により刺激されてしまうとシミができることになります。
美白成分としてビタミンC誘導体と呼ばれるものは、重要視されているメラミンの生成を抑える働きをするため、美白化粧品の中に含まれている方が良いでしょう。
また、トラネキサム酸は医薬品にも使用されているものですが、メラニンの活性化を防ぐだけではなく、シミやくすみを防ぐのに十分な働きをしてくれますので、必ずこれが入っている化粧品を購入するようにしましょう。
ハイドロキノンもメラニン色素の生成を抑える力があるとして、美白化粧品に配合されていることがありますが、美白効果が強すぎることで有名ですので注意が必要です。
ハイドロキノンが配合されている美白化粧品を購入する場合は、医師の診断を終えてから購入することをおすすめします。
気になる化粧品があるけれど、購入するかどうか悩んでいる人は、医師に相談してみると良いです。
皮膚科の医師は化粧品についても精通している人が多いですし、いわば美白のスペシャリストですので、詳しいことを尋ねてみると良いでしょう。
化粧品売り場でもある程度の勉強ができますが、自分の肌の状態を調べてもらうにはきちんとした皮膚科に通うことを推奨します。
皮膚科で自分の皮膚の状態を調べてもらってから、医師に自分に合っている化粧品を紹介してもらうのも手かもしれません。
この時に、敏感肌用のメーカーを聞いておきますと今後の参考になります。
自分の肌に合った美白化粧品の選び方
年齢を重ねてくると気になるのは皮膚のくすみやシミなどメラニンの着色による悩みです。
若い頃は全く気にならなかったシミやくすみが年齢を重ねるほど目立ってくるのには理由があります。
それは新陳代謝の停滞によるものです。
若い皮膚も同じように紫外線を浴びてメラニンを排出していますが、このメラニンは角質の新陳代謝が活発なうちは代謝されて剥がれ落ちていきます。
年齢を重ねた肌はこうした角質の生まれ変わりのターンオーバーが停滞しがちになってしまうためシミやくすみが残ってしまうのです。
こうしたシミやくすみを効果的に解消することができるのが美白化粧品です。
美白コスメとは、厚生労働省が認定した美白効果があると認められた化粧品のみ名乗ることができ、アルブチン、カモミラET、コハク酸、エラグ酸などさまざまなものがありますが、そのシミへのアプローチはどの成分も違いがあります。
こうした美白化粧品の中から自分に合ったものを選ぶことがシミやくすみの解消への近道です。
アレルギーのある方や敏感肌の方でも安心して使うことができる美白成分がビタミンC誘導体です。
これはシミの元のメラニンを還元する作用があるビタミンCを肌の中で作り出すことができる成分ですが、刺激がなくどのようなスキンタイプの方でも使うことができる成分です。
アルブチンは大手化粧品メーカーが開発した人気の美白成分ですが、メラニンの排出を効果的に抑える働きがあり効果を実感する方が多い人気の成分です。
αタイプとβタイプがあり、αの方がより高い効果を発揮しますので、コスメを選ぶ際に注目するのがお勧めです。
また代謝が停滞しがちな年齢のシミやくすみ対策に効果的なのがプラセンタです。
哺乳類の胎盤から抽出したプラセンタエキスは保湿成分としても有名ですが、厚生労働省が認めた美白成分でもあります。
プラセンタに含まれるグロウファクターは肌のターンオーバーを促進する働きがあるので、シミやくすみなどのメラニンを効果的にオフすることができます。
そのためターンオーバーが乱れがちになる年齢を重ねた肌にも効果的に美白効果を発揮してくれるのです。
このようにスキンタイプに合わせて美白成分を選ぶことで、より短期間で効果を実感することができます。
ただし美白化粧品は即効性があるわけではなく、角質が生まれ変わる28日周期を目安に使い続けることで自分に合っているかどうかを判断することができるでしょう。
美白化粧品の正しい使い方
美白化粧品を使う目的は、シミ予防という人がほとんどでしょう。既にできてしまったシミを目立たなくするとともに、新しいシミやそばかすができるのを防ぎたい、との思いで使用します。
しかし、正しく使用しなければその効果も半減してしまいます。例えば量を守ることもその1つです。
少なくてもいけませんが、たっぷりつければ良いというものでもありません。適量を守って、正しく持続的に使用することがシミ予防には欠かせません。そのほかにもたくさんありますが、難しいことは何一つありませんので、順番に見ていきましょう。
まずは使用する季節です。日焼け止めも含め、夏にしか使用しない人が結構多くいますが、シミ、そばかすの原因となる紫外線は一年中降り注いでいます。春から夏にかけて多いというだけで、真冬でも紫外線は防がなければなりません。美白化粧品は一年中使いましょう。そしてシミが気になる部分だけでなく、顔全体と首筋にまで塗るのが正しい塗り方です。
次に日焼け止めとUVカット効果のあるファンデーションを外出時には必ず使うことでしょう。いくら化粧水や乳液で対策しているといっても、素肌を紫外線にさらすことは極力避けるのが望ましい姿です。
次にマスクを定期的に使用することです。化粧水、乳液、美容液、ファンデーションで毎日対策をすることで確かに効果は得られますが、美白成分をたっぷり含んだマスクの使用でさらに効果は高まります。週に一度程度の使用が望ましいでしょう。
化粧品の選び方ですが、なるべくハイドロキノンが含まれたものを選びましょう。美白成分の中でも特に効果が高いとされている成分です。但し、ハイドロキノンは効果が高いだけに肌への負担も強く、敏感肌の人は肌荒れを起こす可能性があります。合わない時はすぐに使用を中止し、ほかの成分のものを選びましょう。同じくシミ予防に効果的なビタミンCのサプリメントを併用するのも良いでしょう。
そして、基本的な使い方ですが、使用する順番を間違っている人が意外と多くいます。美白美容液を使うのは化粧水の後、乳液をつける前です。乳液は保湿効果を高めるために油分を多く含んでいますので、乳液の後に肌につけても浸透しません。化粧水で肌の水分を整えた後に使い、乳液で蓋をしてしっかりと浸透させる、というのが正しい使い方です。
塗り方は、コットンなどを使わず手で塗るほうが効果的です。頬のあたりなど、シミが気になる部分には特に念入りに塗るようにしましょう。
美白化粧品の効果はいつ出るの?
化粧品を使っていると、早く効果を実感したいと思うでしょう。肌を白くしようと思って美白化粧品を購入し、使っているけれど、いつごろ肌は白くなるのだろうって思っていませんか。医薬品とは違って、使えばすぐに肌が白くなるとは限りません。
具体的には、いつ頃から肌が白くなってきたとわかるようになるのでしょうか。肌のターンオーバーが正常な人は、28日周期で肌が生まれ変わります。
ただし、これは正常な人の数値です。肌のターンオーバーのサイクルがかなり遅くなっている人もいます。人によっては、45日くらいかかって新しい肌へと生まれ変わることもあります。肌のターンオーバーは、個人差が激しいです。普段のスキンケアによっても変わりますし、ストレスを受けることが多い、乾燥しやすい場所にいるなどによっても変わってしまいます。
基本的には、肌のターンオーバーの1サイクルが終わるころにはそれなりに効果が出ることがあります。肌が白くなってきたと感じたり、シミが薄くなってきたと感じるのはこのころからでしょう。これも個人差があります。だから、28日だったり、45日が経過したけれど、あまり白くなったような気がしない人も中にはいます。
化粧品を1本使い終わったころになると、なんとなく肌が白くなってきたような気がする場合もあります。内容量にもよりますが、だいたい化粧品は1か月くらいで1本使い終わることが多いので、ちょうど肌のターンオーバーのサイクルに合うことが多いです。現品を1本使ってみてください。肌に変化が見られなくても、1本使ってみましょう。もちろん、肌に合っていない場合は使用中止したほうが良いですが、そうではない場合は1本は使ってみてください。根気よく使ったら、1本使い終わるころにようやく肌が白くなったと思うようになるかもしれません。
これでもまだ早いほうだと思ったほうが良いでしょう。1本美白化粧品を使っただけでは、まだまだあまり効果が出ないこともあります。半年くらいは使い続けてみてください。何度か肌のターンオーバーのサイクルを経て、ようやく肌が白くなり始めることもあります。
色白になりたいと思って美白化粧品を使っているでしょう。使うときは、適切な使い方をしてください。これを怠ってしまうと、いつまでたっても効果を感じられないからです。適量を肌に乗せて、しっかりと肌の奥まで浸透するように使い続けた場合は、以上のようなことになるでしょう。