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新築注文住宅

天井を下げてコストダウン?本当のコストダウンのポイント

更新日:

新築注文住宅を建てるとなると、とにかく高価な買い物ですから、可能な限りコストダウンしたいところです。

コストダウンには色々な方法がありますが、そのうちの一つに天井を低くするとコストダウンできるという話があります。

天井を低くすると壁の高さが減り、柱も若干短くなりますから、その分だけ安くなりそうではありますし、塗り壁なども安くなります。

そのためコストダウンの方法としても提案している人もいるようですが・・・

結論から言ってしまえば天井の高さを抑えても大してコストダウンには繋がらないと思っておいた方がいいでしょう。

天井高は規格で決まっている

むしろ、天井を低くし過ぎると、建具や設備関係が特注扱いになってコストアップになる可能性さえある上に、例えばキッチンなどの選択肢も大きく減ってきます。

私自身は、低めの天井が希望だったので1階はあえて低めにしてもらいましたが、それでも結局は2,300mmになりました。

しかも我が家は、キッチンなど生活空間は2階で、1階は大して設備がありませんので、もっと下げても影響を受けるのは建具くらいですから、さほど問題ないのですが、1階に生活空間が来ると、そうは言ってられません。

だいたい2,350mmくらいが標準的な天井高でしょうが、石膏ボードの高さが2,400mmらしいので、それより大きくなると一気にコストアップの可能性が大です。逆に2,400mm以下であっても石膏ボードの数が減るわけではないので、コストダウンにはなりません。

木材にしても、このオーソドックスな規格で作られているので、安くはならないですし、後は壁紙ですが、天井高が10cm変ったところで壁紙の量は大して減りません。そもそも大半が人件費でしょうから、これもコストダウンとはならないでしょう。

 

キッチンの天井を下げると失敗のリスクが高い!

それよりも問題なのが、設備備品です。キッチン収納とか窓とか建具とかはだいたい2,300~2,400mmほどの天井高を想定して作られていて、そのくらいの高さで各メーカー揃っています。もちろん2,100mmくらいの商品もあるのですが、選択肢は減ってきます。

どんなにいいなと思うシステムキッチンがあったとしても、天井が低いと設置できないことになりかねません。当然ながらキッチン収納の収納力も落ちます。

やはり天井高は2,350mmは確保しておいた方が何かと無難です。選択肢が減ると言うことは、割引率にも少なからず影響を受ける筈です。建具や設備は、オーソドックスなものが最も安く購入することができるのです。

ですから、コストダウンを考えているのであれば、最も標準のプランで決めてしまうことが原則です。

天井の高さを下げたところでせいぜい数万円レベルのコストダウンですが、設備関係なら数十万円単位で簡単に価格が変ってしまいます。

例えば、我が家の建具を例にすると、LIXILなら60~70万円くらいの見積もりでしたが、無垢材を使ったウッドワンのものになると120万円くらいになってしまいました。デザインはだいたい似たようなものを選んでいるにもかかわらずです。

その差約50万円です。

結構簡単に変るでしょ。ただ、この例はコストダウンの例と言うよりはコストアップの例という感じでしょうか。

こういう例を考えると、ほとんどコストアップの例になるような気がします。

例えばLIXILの建具にしても、売れ筋のウッディラインが標準プランになってることが多いと思いますが、コストダウンの為にもうワンランク下のシリーズに変更したとしても、割引率が上がってしまって、結局はコストダウンに繋がらないということは十分にありえる話なのです。

割引率って言うのは、素人にはかなり難しくて、LIXILのシステムキッチンにはシエラという安価なシリーズとリシェルという高級なシリーズがあります。

同じような機能になるようにオプション選択をしていくと定価ベースではほぼ同額になりますので、じゃあ高級な方のリシェルにしようということになるかというと、そうは問屋が卸さないわけでして、割引率が全然違うのです。実際の見積もりを見ると、数十万円はきっと差があるはずです。

このように一般的なメーカーの場合、定価ベースの見積もりだと実売価格が全く分かりません

唯一異なるのが、タカラスタンダードです。タカラスタンダードの場合、ほとんど値引きしてくれませんので、定価の合計を見ると実際の支払額がある程度分かるのです。

それでも、多少は値引きして貰えますよ。ここら辺は、間に入っている業者でだいぶ変るようですけどね。

 

設備関係で言えば一番安くなるものを業者に選んでもらうのがいいのかもしれません。業者の人なら、これまでの実績などでほぼ分かっている筈です。

あと、値引きでいうと、モデルハウス的なことをすると、割引率が上がるようですよ。

やっぱり実際に施主に使ってもらっているというのが一番の宣伝になるようなのです。ですからその分を上乗せして貰えるというわけです。我が家もこれで数十万円上乗せしていただけましたから間違いありません。

 

話がだいぶんそれてしまいましたが、結局コストダウンを最もしやすい部分というのは設備機器の辺りになりますから、それらを安く抑えることができるように家は建てた方が全体的に安くなるわけです。

ですから、ちょっとしたコストダウンのつもりで天井を下げたりすると、玄関ドアや建具が別注になったり、システムキッチンは選択肢が大きく減って値引率の低い商品しかなかったりと、結局はコストアップに繋がってしまう笑えない話になりかねません。

我家も少々天井を下げたせいも多少あると思いますが、2階の洗面所の配管が通せなくて、梁に穴をあけて通すか、その部分だけ天井を下げるか?という選択に迫られたりもしました。私は梁に穴をあけることに抵抗があったので、その部分だけ天井が2,100mmくらいに下がっています。

どうせなら天井全体を2,100mmにしたかったところですが、もう窓も付いていましたし建具とか諸々の加減でそれもできなかったのです。。。

2,100mmの天井高はこんな感じ!

2,100mmというと天井高では最も低い高さになります。この高さですと手を伸ばすと天井に手が届きます。言い換えると、その天井にシーリングライトをつけると更に10cmほど下がりますから、かなり低いです。背の高い人なら、歩くと頭にあたる・・・というのは大袈裟ですがw

私はかつて2,100mmの天井高の30畳くらいの部屋を事務所として借りていたことがありますが、立っているとかなり圧迫感があります。ただし、座っている分には特に問題はありません。

従って、家の中で人が歩くことが多いスペースを2,100mmにしてしまうとかなり圧迫感を感じてしまうはずですので、もし2,100mmなど低めにするのなら座ったまま動かない書斎や寝室などの部屋におすすめします。

 

 

天井高以外のコストダウンのポイント

あと、いくつかコストダウンできそうな部分を紹介してみましょう。

まずは、部屋数です。部屋数は少ない方がいいですよね。なぜなら、壁が減りますし、なにより建具が減ります

子供部屋が一つ減ったら建具が一つ減ります。それだけで数万円のコストダウンです。

しかし、部屋も安易に減らして、だだっ広い部屋だけになってしまうと構造的に弱くなってしまうので、部屋数が少なければ少ないほどいいという話ではありません。まあ、少なめの方が安くなりますよという話です。

外装は、いわゆるモルタルなどを使って外壁タイルを下地に貼り付けていく湿式工法と、接着剤でくっつける乾式工法がありますが、乾式工法の方が工期が短くなる分安くなります。50万円くらい安くなるなんて話もあります。

サイディングの外壁の場合ですね。サイディングにすると塗り壁よりは安いわけですが、これも、多少検討の余地はあるようです。というのも10~15年毎にメンテナンスが必要だと言われています。このメンテナンスが、足場を付けて・・・なんてことで結構コストがかかるようでして。。。

我家は火山灰の塗り壁です。当然ながら通常の家よりは高いのですが、メンテナンスはそんなに必要がないようなのです。従って、建てる時の費用自体は高くつくのですが、10年、20年と長いスパンで見れば、案外コストダウンに繋がる可能性もありますし、少なくともサイディングにしてコストダウンしたとしても、コストダウンに繋がるかというと若干疑問が残るのです。

このように、コストダウンした結果コストアップに繋がってしまう可能性もあるということは考えておく必要はあるでしょう。

そういう意味でも、設備機器のコストダウンはなかなか効果的です。

というのも、設備機器は10~20年で交換することになるのが一般的です。どんなに最新機器を導入したところで、1~2年したら型落ちです。一度使い慣れればさほど違いはなかったりしますから、消耗品としての設備機器に関してはなるべく拘らない方がコストダウンに繋がるんじゃないかと思います。

他には、見えない部分もコストダウンしやすいです。

例えば、基礎を安価に抑えるとか、断熱材を安価な物にするなど、見えない部分のコストダウンの方法は結構あるようです。

逆にそういう部分にこだわると、いい家になりますが高価な家になります。建売住宅などはこういう見えない部分のコストダウンが上手なようです。

例えば、基礎工事をするときに地面を掘り下げますが、建売住宅ではほとんど掘り下げないケースもあるようです。コンクリートも可能ならばゆっくり時間をかけて硬化させた方がいいのですが、建売住宅では最低限の日程で組まれていることも多いです。雨でもコンクリートを流していることもよくありますよね。もちろん、それにしても一応問題ないと言うことでやっているようですが、住む側としてはちょっと心配になってしまいます。

断熱材にしても安価なものは、耐久性にも問題があったり、そもそもの断熱性能に問題があったりする可能性は高いです。ただし、高価な物が必ずしもいいものだということではありません。この辺は素人には難しいところです。

このように、コストダウンは、一時的なコストダウンであれば結構簡単にできてしまうのですが、長く住むことを考えると安易にコストダウンしてしまうと返って高くつくことになりかねないので、注意したい所ではないかと思います。

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スマイルパパ

個人事業のような会社の社長をしています。 趣味は水泳、トライアスロン、読書。 人からは典型的なB型と言われますが、自分では何のことか分かりません。 プロフィールの詳細はコチラ

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